出産入院中のスケジュールや入院準備

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出産入院期間はどのくらい?

出産後は経膣分娩の場合は1週間程度入院します。

病院によって経産婦さんは1日早く退院する事もあります。

入院中はママや赤ちゃんに異常がないか診察をしてもらったり、赤ちゃんのお世話の仕方を学んだりします。

退院後に困らないようにわからない事は何でも聞き指導してもらいましょう。

入院中のスケジュールは病院や出産した時間によって違います。
下記の表は経膣分娩の場合です。日程や内容は参考程度に。

ママのおもな出産入院生活スケジュール

出産当日

出産後はベッドで安静にして過ごします。

気分が高揚したり、会陰切開の傷が痛んだりして眠れない事もありますが、必ずベッドの上で横になって過ごしましょう。

8時間後くらいにトイレまで歩いて行き、おしっこをしてナプキンを交換します。それまでは看護師さんがナプキンを交換してくれます。

脈拍、体温、悪露の出具合、子宮の収縮の様子等を何度か診てもらいます。
食事制限はないので、お腹がすいている時は何か食べるようにしましょう。
母子同室の場合、出産当日は新生児室で預かってもらえることが多いですが、早いところでは病室に戻った時点から、赤ちゃんのお世話が始まる事もあります。母子別室の場合は新生児室で預かってもらいます。

出産で体のあちこちが痛んだり、会陰切開の傷が痛んだりするので、トイレに行くのが苦痛かもしれませんが、異常がないかも診るので必ず行かなくてはいけません。ゆっくりでもいいので頑張って歩きましょう。ふらふらする時は看護師さんに手伝ってもらいましょう。

産後1日目

母子同室の場合、多くの病院がこの日から赤ちゃんとの生活が始まります。おむつの替え方や授乳の仕方などの指導があります。授乳は看護師さんや助産師さんがうまくできるようにサポートしてくれます。

母子別室の場合は、昼間だけ赤ちゃんと一緒に過ごし、おむつの交換や授乳をします。夜間は新生児室で預かってもらい、授乳時間になったら授乳室に行き赤ちゃんにおっぱいをあげます。

回診があり子宮の戻り具合などを診てもらいます。体温、脈拍、血圧などの測定や会陰切開の消毒をすることもあります。
病院によってはこの日から毎日シャワーに入れることもあります。
後陣痛や会陰切開が痛い時は我慢せず鎮痛剤をもらいましょう。

産後2日目~退院

赤ちゃんのお世話は産後1日目と同じで、母子同室の場合はずっと赤ちゃんと一緒に過ごしお世話をします。別室の場合は日中だけ一緒に過ごし、夜は預かってもらいます。回診があり子宮の戻り具合などを診てもらいます。体温、脈拍、血圧などの測定もあります。

その他に行われるサポート

  • 沐浴指導、沐浴実施
  • おっぱいマッサージ
  • 尿検査、血液検査、体重測定
  • 会陰切開の抜糸(溶ける糸で縫合した場合はありません)
  • 内診、会陰切開の消毒
  • ママと赤ちゃんの栄養指導
  • 調乳指導
  • 退院指導  など

入院中にわからない事があるときはしっかり聞いておきましょう。指導を受けた事はメモを取り忘れないようにしましょう。
授乳がうまくできなかったり、母乳がなかなか出ない事があるかもしれませんが、誰でも最初からうまくはできないので、気にし過ぎたり落ち込まないようにしましょう。ママも赤ちゃんも慣れるまでが大変ですが、諦めず根気よく頑張りましょう。

赤ちゃんの主な入院生活スケジュール

誕生当日

体重、体温、脈拍、呼吸の状態などをチェックしてもらい、ブドウ糖やビタミンK2シロップを飲みます。
血糖検査が行われます。
病院によってはブドウ糖や白湯などを飲ませ、吸啜力や吐き戻しなどの様子を見ることもあります。
出産当日から母子同室の場合は、ママと一緒の部屋で過ごしママの母乳を飲みます。
便は胎便と言いう濃い緑色や黒色をしたものが出ます。

退院まで

毎日、体重、体温、脈拍、呼吸などをチェックします。
黄疸の検査、先天性代謝異常の検査、聴力の検査をし、心臓や間接に異常がないか健診を受けます。 退院前にもう一度ビタミンK2シロップを飲みます。
毎日、沐浴か体を拭いてもらい爪が伸びている時は切ってもらいます。
へその緒は毎日消毒し、取れたらへそが乾燥するまで消毒します。

授乳が開始している時は母乳を飲みます。授乳が開始してない場合や母乳が足りない時はミルクやブドウ糖を飲むこともあります。
健診を受け心臓や間接などに異常がないか診てもらいます。総合病院では小児科や整形外科で診察してもらうこともあります。

ほとんどの赤ちゃんは入院中に出生時より体重が減少し、退院する頃に戻ります。異常がなければママと一緒に退院します。

出産の入院準備はいつまでに?何が必要?

妊娠したら切迫流産などで入院することもあるので、いつでも入院できるように最低限の物は準備しておきましょう。出産のための入院準備は、安定期に入った頃に揃えておきましょう。万が一、切迫早産や妊娠高血圧症候群などで入院になった時、すぐに対応できるようにしておくと安心です。
一度にすべてを揃えるのが大変な時は、まず必要最低限を揃えておき、後は徐々に揃えていき遅くても9ヶ月頃にはすべて揃えるようにしましょう。

産院や病院にによってお産パッド、アメニティグッズ、入院着などが準備されることもあるので、揃えてしまう前に一度必要なものを聞いておきましょう。
すべてのものを一つの袋にまとめるのではなく、最低限必要な物とあとからでも間に合う物に分けておきましょう。
準備できているかチェックボックスを利用して確認してみましょう!

出産の入院生活で必要なもの一覧

書類・手続き関係

 健康保険証
 母子手帳
 診察券
 お金
 印鑑
 現金

入院費は高額なのでいつ支払うのか、病院に確認しておきましょう。出産一時金は直接支払制度が主流ですが受取代理制度のところもあるので、入院前に確認しておくと安心ですね。

身の回り品類

タオル類

病院によっては、赤ちゃんをくるむためのバスタオルが必要なこともあります。これは赤ちゃんが家のにおいになれ、家に帰っても安心できるためにです。その他にもおっぱいマッサージや、ママのシャワーなどで使用することもあるので、しっかり確認しましょう。お手洗いで使うハンカチも、忘れないようにしましょう。タオル類はたくさんあって困るものではないので、必要枚数より1~2枚くらい多めに準備しておくといいと思います。

パジャマ
靴下
スリッパ

パジャマは授乳に便利な前開きの物や、授乳口がついた物で、お腹周りのゆったりした物が便利です。マタニティと産後兼用できるものがお勧めです。入院中はお祝いの来客があることを考えて、見られてもはずかしくないものが良いでしょう。洗い替え用も入れて2着、多くて3着くらい用意しておけば十分です。必要に応じてカーディガンやひざかけなども用意しましょう。
靴下やスリッパが必要な時は準備しましょう。スリッパは静かに歩けるものを選びましょう。

産褥ショーツ

産後にパットが替えやすいように、股の部分がマジックテープで開閉できるショーツです。産後に看護師さんにパットを交換してもらう時に必要です。自分でトイレに行けるようになるとショーツを上げ下げできるので、1~2枚くらい準備しておくといいと思います。

産後ショーツ
生理用ショーツ

自分でトイレに行けるようになったらショーツの上げ下げができるので、産後用ショーツかまだお腹が出ているので大きめの生理用ショーツが使用できます。産後は悪露という子宮の中に残っている子宮内膜などがたくさん出るので、大きなパットをあてます。ですから、ショーツも大きめのものが必要です。

授乳用ブラ
肌着
腹巻き
リフォーム下着

産後は授乳用のブラジャーが必要になります。母乳がよく出る人は母乳が滲みで汚れてしまうこともあるので、3枚くらい準備しておくと便利です。
授乳のときはパジャマの前を開けるので、季節に応じて授乳用の肌着や、腹巻きを用意しましょう。
出産から数日後に異常がなければ、リフォーム用の下着が着用できるので、体形戻しにリフォーム専用のガードルや、ニッパーなども必要に応じて準備しましょう。

T字帯
パッド
ナプキン類
洗浄綿

お産用パッド、産後用ナプキン、母乳パッド、T字帯、洗浄綿などは病院で貰えるお産セットなどに入っていることもあるので、病院に確認しておきましょう。
自分で準備する場合はどのくらい必要かを確認しておくと、不足したり無駄になったりしません。

シャワーセット
洗面用具
化粧品

異常がなければ産後2日目くらいから、シャワーが使用できるのでシャンプー、洗顔、ボディタオルなど準備しておきましょう。歯ブラシやヘアーブラシ、ドライヤーなどの洗面道具も準備しておきましょう。
入院中は化粧をしないので化粧品は必要ないですが、空調などで室内が乾燥していることもあるので、肌が乾燥しやすい人は、化粧水やハンドクリームなどを準備しておきましょう。鏡、爪切り、毛抜き、麺棒等もあると便利です。

食器
時計
ティッシュ
ウェットティッシュ

コップ、箸、スプーン、ストローなどが必要な時は準備します。
時計は陣痛の時に間隔を計るときや、授乳間隔を計るのに必要です。携帯や腕時計では見にくいので、大きめの見やすいものを準備しておきましょう。授乳間隔を見るときにアナログ時計の方が便利です。
ティッシュは箱で準備しておくと、赤ちゃんを抱っこしているときにも片手ですぐに取れるので便利です。

メモ帳
筆記用具
育児日記

医師や看護師さんに教わったことや、パパや家族への連絡をメモした等に使えます。
生まれた時から育児日記をつけたい人は、準備しておきましょう。体を休ませるのが優先ですが、新生児は寝ていることが多いので、日記を書く余裕も少しはあります。

その他必要に応じて準備するもの

カメラ、ビデオ
携帯が使用可能な時は携帯と携帯の充電器
ビニール袋(洗濯物を持ち帰ってもらったりする時など)
果物ナイフ、小さいカッティングボード(頂き物などを食べる時)
紙皿、紙コップ(来客のときなどに)
アイマスク(昼間明るくて休めない時)
髪留め、ヘアーゴム(授乳やシャワー、ごはんの時)
のどあめやタブレット(エアコンなどで乾燥してのどが痛い時)
洗濯道具(病院内で洗濯するとき)
本(育児本や名付けの本)

陣痛を乗り切るためのグッズ(ペットボトルの飲み物、ペットボトル用のストロー、テニスボール、握りやすい物、うちわや扇子、カイロ、タオル、カロリーメイトなどの簡単に食べられる物等。長時間になることや夜中に出産することも事も考え準備しておくといいと思います。)

退院の時に必要なもの

ママの服

授乳することを考えて前が開くものが便利です。産後はまだお腹が元に戻っていないので、ウエストにゆとりがあるものにしましょう。入院時に着ていたマタニティが汚れていなければ、それを着て帰る事もできますが、汚れることもあるので一応準備しておくか、あとから持ってきてもらいましょう。

赤ちゃんの肌着やおむつ

季節に応じて準備しましょう。夏場は肌着1枚、冬場は短肌着と長肌着かコンビ肌着を準備しましょう。
おむつは2~3枚準備しましょう。

赤ちゃんの服

ウエアは季節に応じて素材を変えましょう。2ウェイオールやドレスなど。

アフガン(おくるみ)
帽子
寒い季節や冷房が効いている場所で必要です。
バスタオルや小さい毛布でも代用できます。
ハンカチ
タオル

授乳のときや赤ちゃんが汗をかいた時などにも使うので素材はガーゼが良いです。

帝王切開する場合の入院準備で必要なもの一覧

上記のものと合わせて準備する際の参考にしましょう。
帝王切開についてはこちら

専用産褥ショーツ
専用腹帯

産褥ショーツは帝王切開専用のお腹部分も開くものがあります。腹帯を使用する場合は専用の傷にやさしいものを選びましょう。

食器類

術後は食事をするのも大変なのでスプーンやフォークがあると便利です。ペットボトル用のストローがあると、横になったままでもペットボトル入り飲料が飲めるのでおすすめです。

ドライシャンプー
デオドラントシート

術後しばらくはシャワーやお風呂には入れないのでドライシャンプーがあると便利です。
汗をかいた時はデオドラントシートで拭き取るとさっぱりできるのでおススメです。

歩きやすい履物

術後は歩くのが大変なので歩きやすくて滑らないものにしましょう。

入院の準備や赤ちゃんのための準備はたくさんあるので大変ですが、臨月に入ったら最終チェックをして、揃い忘れのないようにしましょう。先輩ママや病院の看護師さんに必要なものを聞いてみるのもいいと思います。

妊娠や出産に伴う入院時の留守宅の準備について

妊娠や出産で里帰りや入院で自宅を留守にする予定がある場合も、ない場合も万が一の時のために留守宅の準備を前もってしておくといいと思います。里帰り出産をする予定の人は1~3ヶ月間、里帰りしない人は1週間程度家を空けるので、前もって予定を立てながらしっかり準備をし、少しでも不安や心配事を取り除いておきましょう。

家のことをパパや同居の家族にしっかり頼んでおきましょう

留守の間に家を管理するはパパや同居の家族なので、下記のような必要事項をしっかり伝え、メモも渡しておきましょう。普段まったく家のことをしないパパには、前もって家事や掃除をしてもらい、予行練習をするようにしましょう。ママは知っていて当然と思うことでも、普段家事をしないパパにはわからない事もあるので、後で困らないように細かく教えメモをしておきましょう。

  • 家のどこに何があるかを細かく書いておく。冷蔵庫の中身や保存食の場所、洗剤や消耗品などの場所
  • 留守中に支払いするもの、支払方法や支払い場所
  • ゴミの収集日や収集時間、分別方法
  • 必要な連絡先を書き出しておく。実家や病院だけでなくアパートの管理会社や加入保険の連絡先、上の子がいる時は保育園や幼稚園の連絡先など必要なところはすべて
  • レシピや保存食の調理方法、調理道具の場所、冷凍食品の解凍方法、食器の洗い方、食洗機の使い方、ゴミの分別や残飯の捨て方など
  • よく利用するスーパーや特定の物を購入するスーパーなど
  • 掃除道具の場所や掃除の仕方、普段掃除する場所
  • 帰宅するときに準備しておいてほしいもの
  • 家事や生活する上で注意してほしい事

その他にもパパにわからない所や、書いておいてほしい事などを聞き、必要に応じて教えたりメモを書いておくようにしましょう。

パパや家族が食事に困らないように準備する

料理がある程度できるパパの場合は安心ですが、家事の全くできないパパにすべてを任せるのは心配です。調理法を間違え材料を無駄にしてしまったり、火事になってしまっては大変です。ママの妊娠を期に少しずつ料理をしてもらい、覚えてもらうといいと思います。 最近では料理を趣味にする男性が増えているので、料理がパパの趣味になるといいですね。
仕事が忙しくてなかなかできないパパには、ご飯の炊き方だけでも覚えてもらうといいと思います。あとはママが調理したものを冷凍保存したり、インスタント食品を準備したりしておきましょう。里帰りや入院が近くなったら、冷蔵庫や食料の備蓄を整理しておきましょう。

冷凍できる食材や料理

ハンバーグ、ミートソース、から揚げ、肉団子、焼きそば、チャーハン、ピラフ、餃子、シューマイ、青菜の胡麻和え、きんぴらごぼう、牛丼、豚丼、お好み焼き、天ぷら、コロッケ、カツ、ご飯、炊き込みご飯、パン、焼き魚、かぼちゃの煮物、グラタン、ドリア、卵焼き(だし巻きや水分の多いものは不向き)、切干大根、高野豆腐の煮物、豆、キノコ、など水分が少ないものや調理済みの物が冷凍可能な事が多いです。

冷凍できない食材や料理

ジャガイモ(マッシュは可能)、豆腐、もやし、なす、大根、ニンジン、生玉ねぎ、ゆで卵、キャベツ、レタス、こんにゃく、など水分の多い食材は冷凍には向きません。野菜は調理してからであれば冷凍保存可能な事が多いです。

インスタント食品やレトルト食品について

インスタン食品やレトルト食品は消費期限が長いので、多めに買いだめしておくと産後に家事ができない時や、災害時の備蓄としても役立ちます。期限が切れていては備えの意味がないので、購入する時は消費期限をチェックし、期限はメモして把握するようにしましょう。

留守中の支払はや提出物などはできる限り済ませておく

銀行口座から引き落としされない光熱費や家賃などがある人は、支払えるものがあればすべて支払っておくようにしましょう。里帰り中や入院予定日付近に振り込みや支払いがあるときは、パパや家族にお願いしておきましょう。支払先や支払い方法など細かくメモしておきましょう。
お願いできる人がいないくて家賃などを振り込めない時は、管理会社や支払先にまとめて振り込めるようお願いしてみましょう。
役所や会社、上の子の保育園、幼稚園、学校などに提出物も忘れず早めに提出しておきましょう。

帰ってきた時の赤ちゃんの居場所を準備しておく

里帰りや入院から帰ってきた時に、赤ちゃんのための場所が必要です。安全で清潔な居場所がないと、ママもゆっくり休んでいられないので、前もって準備しておきましょう。赤ちゃんは免疫力が弱いので布団等は清潔でないといけません。帰宅直前にもう一度掃除しておいてもらいましょう。

必要があれば近所や知人に知らせておく

里帰りや入院することを近所や知人に知らせておきましょう。防犯の面から近所付き合いがあまりない時や、あまり親しくない時は特に知らせる必要はありません。知人に知らせるのもごく身近な人にしましょう。必要ないと感じた時は知らせなくてもよいでしょう。赤ちゃんが泣いて迷惑をかけてしまうと感じた時は、帰宅後にあいさつをしておくとよいでしょう。

後は細かい部分をパパや家族と、十分に話し合いや打ち合わせをしておくと、不安なくお産に挑めます。話すだけでは忘れてしまうので、必ず書きとめておきましょう。

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