妊婦さんは昆布を食べても大丈夫?ヨウ素の過剰摂取は赤ちゃんに影響ある?【看護師が解説】

妊娠中は日常生活において何かと気をつけなければならないことが多く、中でもNG食材については色々な情報があり何をどのくらい食べてもいいのか不安になりますよね。 昆布を食べ過ぎてはいけない、と雑誌やネットで見たことがある方も多いと思います。 昆布に含まれるヨウ素を過剰摂取することが妊婦や赤ちゃんに悪影響を及ぼすことがあるために昆布を食べ過ぎてはいけないと言われています。 美容や老化防止に良いとされている昆布ですので女性は好んで摂取されていた方が多いのではないでしょうか。 妊娠中における体重管理、減塩のためにしっかり昆布出汁などをとって自炊されている方も多いのではないでしょうか。 しかし、食べすぎてはいけないと書かれていると摂取するのが怖くなりますよね。 昆布に含まれるヨウ素の過剰摂取が妊婦に与える悪影響や安心して食事をするために気をつけるべき点について説明します。

妊婦が昆布を食べ過ぎてはいけない理由は?

まず昆布にはヨウ素という成分が多く含まれています。 首の前方で喉仏のすぐ下の部分に位置している甲状腺に存在する甲状腺ホルモンを構成する成分としてヨウ素は重要な栄養素です。 食物として摂取されたタンパク質や脂肪、炭水化物は体の組織を作る材料やエネルギー源として利用されています。 甲状腺ホルモンはこの代謝の過程を刺激し促進する作用があります。 そのほかにも脳を活性化したり体温を調節したり心臓や胃腸の活性化などの働きにも関わっている大切なホルモンです。 ヨウ素は主に海藻や魚介類に多く含まれています。 まず昆布にはヨウ素という成分が多く含まれています。 首の前方で喉仏のすぐ下の部分に位置している甲状腺に存在する甲状腺ホルモンを構成する成分としてヨウ素は重要な栄養素です。 食物として摂取されたタンパク質や脂肪、炭水化物は体の組織を作る材料やエネルギー源として利用されていますが、甲状腺ホルモンはこの代謝の過程を刺激し促進する作用があります。 そのほかにも脳を活性化したり体温を調節したり心臓や胃腸の活性化などの働きにも関わっている大切なホルモンです。 ヨウ素は主に海藻や魚介類に多く含まれています。 首の前方で喉仏のすぐ下の部分に位置している甲状腺に存在する甲状腺ホルモンを構成する成分としてヨウ素は重要な栄養素です。 食物として摂取されたタンパク質や脂肪、炭水化物は体の組織を作る材料やエネルギー源として利用されていますが、甲状腺ホルモンはこの代謝の過程を刺激し促進する作用があります。 そのほかにも脳を活性化したり体温を調節したり心臓や胃腸の活性化などの働きにも関わっている大切なホルモンです。 ヨウ素は主に海藻や魚介類に多く含まれています。

妊婦は昆布を1日にどの程度摂取しても良いの?

妊娠中の女性は1日に2,000μgまでであればヨウ素を摂取しても問題ないと厚生労働省で定められています。 参考: 日本人の食事摂取基準(2015 年版)の概要 過剰摂取されると生まれてくる赤ちゃんがクレチン症(甲状腺ホルモン機能低下症)といって、甲状腺ホルモンの分泌に異常が発生し、生まれつき甲状腺の働きが弱いために甲状腺ホルモンが不足してしまう疾患を持つ可能性が出てきます。 発見が早ければ投薬で治療出来ますが、発見が遅れると赤ちゃんに知的な障害が出たり、発達に問題が生じてしまう恐れが出てきます。 よく使われる市販の昆布だし1gで130μg、水戻しわかめ10gで190μグラムと、普段の食事で2200μgを超えてしまうことは少ないと思われますが、妊娠前から魚介類や海藻を頻繁に摂取される習慣がある方は注意が必要です。 また、様々な食材にヨウ素が含まれているため食事の組み合わせ方によってはヨウ素が過剰に摂取されている危険性もあります。 ヨウ素は妊娠中においては1日に220μgの摂取が推奨されています。 これより不足すると胎児に必要なヨウ素が送ることが出来ないために、甲状腺ホルモンの生成が不足するため、精神発達が遅れたり、流産したり先天性の異常が発生すると言われています。 しかし、様々な食材にヨウ素が含まれていますし、海に囲まれた島国である日本人の食生活であればヨウ素が不足することは少ないと考えられます。

妊婦がヨウ素を過剰摂取すると起こる症状

万が一知らず知らずのうちに大量摂取してしまった場合に起こりうる症状について説明します。 昆布に多く含まれるヨウ素を過剰に摂取すると
  • 頻脈
  • 筋力低下
  • 皮膚の熱感
  • 吐き気
  • 疲れやすい
  • やる気が起きない
  • 手足が震える
  • イライラする
  • 眠れない
  • 微熱が続く
などの症状が現れます。 また急性の症状であるヨウ素中毒(ヨウ素の感受性が高くアレルギー反応を起こしてしまうこと)は稀ではありますが、口や喉、胃の灼熱感、発熱、腹痛、嘔吐などがあります。 重篤な場合には昏睡に陥ることもあります。 また前兆として口腔内の金属味、流涎の増加、消化管の刺激、皮膚病変が起こってくるとヨウ素を過剰に摂取して起こっている症状であることも考えられます。 喉仏のすぐ下の部分が腫れてきたりこれらの症状が確認されたら早めに医療機関を受診して必要に応じて血液検査などのしてもらいましょう。 また妊娠前から自己免疫性疾患を持っていたり、ヨウ素欠乏症などの持病がある方は、一般的に安全とされているヨウ素の量でも身体への影響が考えられます。るため妊娠後のヨウ素摂取量についてはしっかり医師の指導をもらうようにしましょう。 妊娠後のヨウ素摂取量についてはしっかり医師の指導をもらうようにしましょう。

どんな食材にどのくらいのヨウ素が含まれているのか。

乾燥昆布(5㎝角)5gで1200μg、水戻しわかめで10gあたり190μgのヨウ素が含まれています。 焼き海苔10gで610μg、鯖100gで198μg、その他にも鱈や鯵、カニやアワビなどにもヨウ素が含まれています。 昆布が圧倒的にヨウ素の含有量が多いことがわかります。 一回の食事でヨウ素の含有量が多いものが並ぶことのないように献立を考えてい来ましょう。 また昆布で出汁を取った場合ヨウ素は全部出汁に出てしまします。 昆布で取っただし汁は全部飲み干さないようにする、摂取を週に2~3度にするなど工夫して摂取してみてください。 食事全般に言えることですが一つの食品を多量に取り続けることは胎児、母体ともに良くありません。 適量をバランスよく摂取することを心がけておくと良いでしょう。 日本は出汁文化ですので気付かない間に昆布出汁から出ているヨウ素を多量に摂取していることもありますし、海藻や魚介類を摂取する機会は多いです。 特に胎児に影響が出やすい妊娠初期(12週~20週)は、一週間単位でヨウ素を取りすぎていないか気にして食事されてみると安心です。 普段昆布ダシで出汁をとる方はかつお、いりこ、干し椎茸や干しホタテなど、様々な食材で出汁を取ることもできますので工夫して見てください。

まとめ

和食に出汁が多く使われていることや日本人は諸外国に比べ海藻を特に好んで摂取する食文化があります。 ヨウ素に対する耐性が強い体質ですが、逆を言えば気付かない間に過剰に摂取してしまうこともあります。 ヨウ素の過剰摂取はまだ耐性の無い体の小さな赤ちゃんにとっては悪影響になることもあります。 神経質になりすぎると食事がストレスにもなりますが、お腹の赤ちゃんを守るためにも是非適量を守って食事を楽しんでください。