新生児と外出するときの注意点は?【正看護師が解説】

0ヶ月赤ちゃん

赤ちゃんが生まれてくると、ママは自分の身体を休めながら、赤ちゃんの身の回りのお世話に没頭することになります。

そのためしばらくは、赤ちゃんと家の中で過ごすことが多くなります。

けれど、身体が徐々に回復してくるのと同時に、そろそろ外にも出ようかなという気持ちになってきますよね。

でも生まれたばかりの新生児、外に連れていっても大丈夫か心配になります。

そこで今回は新生児の外出はいつから大丈夫か、そしてどんなことに注意をしていけばいいのか説明していきます。

新生児とは?

生まれてきたばかりの赤ちゃんのことを新生児といいます。

具体的にどれくらいの月齢のことかというと、生まれてから生後28日未満の赤ちゃんのことを言います。

また新生児の時期で、生まれてから7日目までの赤ちゃんを早期新生児といい、7日目以降から27日までのことを後期新生児と呼びます。

早期新生児期は、まだ病院で過ごす赤ちゃんが多いですね。

外出をひかえる必要がある?

新生児は外出をしてもいいのでしょうか?答えとしては、できるだけ外出は控えることをお勧めします。

その理由についてまとめてみました。

体温調節が不十分

新生児はまだ生まれて間もないため、体温調節が不十分です。

外気の気温に対してうまく調節できないため、寒さや暑さに弱いです。

そのためちょっとしたことで体調を崩しやすくなってしまうため、注意が必要です。特に夏や冬など暑さや寒さが厳しい季節は、より注意をしなくてはいけません。

感染の危険

また免疫力や抵抗力も十分ではないため、病気をもらいやすくなってしまいます。

生まれたばかりの赤ちゃんは、ママの母乳から免疫力をもらっていますが、不必要な感染にかからないためにも、外出は控えるようにしましょう。

ママの体調

新生児期はママ自身が、身体を休める大切な時期でもあります。

産後数週間はお産で傷ついた身体を休ませる大事な時期なので、無理をして外出をすべきではありません。

この時に無理をしてしまうと、産後の回復に影響を及ぼす可能性もあります。

新生児の外出はいつから?

では、いつぐらいからなら安心して外出できるでしょうか?

まずは1か月検診が目安になります。

1か月検診では、赤ちゃんの体調や順調に育っているか、何か問題はないかを医師や助産師が診察をしてくれます。

この1か月検診が終わるまでは不必要な外出はしないことをおすすめします。

新生児の外出に必要な持ち物

では、新生児と外出する際に、必要な持ち物はどんなものでしょうか。

赤ちゃんと外出する時は、携帯しておくべきものが多いので、出かける前は必ずチェックしておきましょう。

健康保険証、医療証

健康保険証と医療証はどこに行くにも、必ず持っておく必要があります。

子供はどこで何が起こるかわかりません。思わぬ所でけがをしたり、体調を崩したりする場合があります。

病院にかかる時には健康保険証と医療証が必要となります。もし忘れてしまうと、自費で全額払うことになってしまいます。

もし遠出している先で病院にかかった場合、自費で全額支払うと、保険証を再度持参しなければならないなど、手続きも大変になってしまいます。

そのため、万が一のことを考えて健康保険証と医療証は必ず携帯しておきましょう。

母子手帳

母子手帳は出生時の大切な情報が書かれてあります。

もし体調を崩した場合、赤ちゃんの場合は母子手帳も大切な情報源となります。

出生時の異常はなかったか、成長の具合などはどれも重要なものなので、診察時に提出することがあります。

そのため、母子手帳も健康保険証と一緒に必ず持ち歩くようにしましょう。

おむつと着替え一式

新生児の頃は頻繁にうんちやおしっこをします。

またうんちは緩いので漏れやすいこともあります。

そのためおむつとおしりふき、そして着替え一式もセットとして持ち歩きましょう。

もし出先で汚れてしまっても、安心して対応することができます。

かけもの

外出先の気温の差を考えて、かけものは持ち歩くようにしましょう。

デパートなど室内に入ると、エアコンが効きすぎていて寒い時もあります。

また日差しが厳しい時も、薄い掛物を一枚はおらせるだけで、直射日光から守ることができます。

そのためどんな気候にも対応できるように、かけものを一枚持って歩くようにしましょう。

かさばる場合はベビーカーなどに入れておくと便利です。

ミルク、授乳ケープ

新生児の頃は、1,2時間でお腹がすいてしまいます。

ほんの少しの外出と思っていても、思わぬ予定で帰ってこられないこともあります。

そのため、ミルクと哺乳瓶は持ち歩くようにしましょう。お湯がないことが考えられるときは魔法瓶などにお湯をもちあるきましょう。

また母乳の場合は、授乳室がなくても対応できるように授乳ケープを持ち歩きましょう。

外では何が起きるか分からないことを考えて、必要最低限のグッズは持ち歩くように癖をつけておきましょう。

新生児の外出の注意点とは

新生児との外出は、気を付けなければいけないことがあるので、説明していきます。

むやみに外出しない

新生児は体力もまだなく、外気の気温を受けやすい状態です。そのため、必要のない外出は極力控えましょう。

赤ちゃんに沢山刺激をあげたいという気持ちもありますが、もう少し大きくなってからのほうが赤ちゃんも楽しめます。

新生児の頃は、本当に必要な外出のみをするようにしましょう。

天気のいい日にする

新生児は外気の気温の変化に対応できません。

そのため雨が降っていたり、寒かったり暑かったりすると、その気候に対応できず、体調を崩すことも考えられます。

そのため夏場に外出する時は、あまり暑くない朝や夕方にするなど、工夫をしましょう。

外出後はゆっくり休ませる

赤ちゃんの外出は、ベビーカーに乗か抱っこ紐が多いかと思います。

けれど赤ちゃんにとって、それだけでも外出は体力を使うものです。

そのため、外出から帰った後は、ミルクや水分をとらせてゆっくりと休ませてあげましょう。

また外出した後は、赤ちゃんが何かに触れたりすることもあるので、手や顔などは手拭きシートなどで綺麗に拭いてあげましょう。

新生児と外出する前に

外出する前には、準備が必要です。どんな準備が必要か、説明していきます。

持ち物を確認

赤ちゃんとの外出は、何かと荷物が多くなります。

でもいざという時にどれも必要なものなので、忘れ物がないか出かける前はしっかりと確認をしましょう。

外出する時間を確認

赤ちゃんとの外出は時間や気候にも気を付けなければいけません。

天気を確認して出かける前は雨が降らないかなどチェックしましょう。

そしてできるだけ赤ちゃんのリズムに合わせてあげることが大切です。

赤ちゃんは比較的午前中機嫌がいいことが多いです。

そのため、外出は赤ちゃんの機嫌のいい午前中を狙って出かけるなど工夫をしましょう。

そうすると出先でぐずって困ってしまうということが少なくなります。

移動手段を確認しておく

もし車や電車を使う場合は、電車がきちんと運行しているか、道は渋滞していないかなどもチェックしましょう。

もし電車が遅延していると車内が混雑してしまう可能性があります。

また車が渋滞に巻き込まれてしまうと、赤ちゃんもぐずりだしてしまうことも考えられるので、交通機関に乱れはないか確認しておきましょう。

上の子がいるときは

上の子がいると、上の子の用事や遊びに付き合うため外出する機会が多くなります。

それは仕方がないことなので、できるだけ赤ちゃんに負担がかからないようにしたいですね。

そこで出かける時は、なるべく昼間の温かい時を狙っていく、児童館など子供が多い場所はなるべく避けて、外遊びをさせるという工夫をしてみるといいかもしれません。

それでも上の子にしてみれば、体力があまってストレスがかかってしまうかもしれません。

休日は家族に上の子を遊びに連れて行ってもらったりして、うまくストレス発散できるように工夫してみましょう。

まとめ

新生児は外出を極力控えるほうがいいですが、家にずっといるわけにもいかないですよね。

そんな時は、赤ちゃんに負担がかからないように短時間で良い時間帯を選んで外出するようにしましょう。

そして何が起きてもいいように、必要なグッズはいつでも持ち歩くようにしましょう。